【改善例】生活習慣でお悩みの方

143.4.711

患者さんの症状

50代女性。

生活習慣の乱れによる不眠症。

お悩み
  • 毎日寝つきが悪く、朝スッキリ目覚めることができない
  • 睡眠が満足に取れていないので、いつも疲れている
  • 特に肩こりに悩まされている

さらに話を聞いていくと、眠れない原因に心当たりがあるようです。

それは、運動不足と寝る前のスマホ

普段運動をほとんどしないので、体の重たさを感じています。

さらに寝る前ついスマホを見てしまい、気がついたら夜中に。

この方は、ストレス発散のつもりで無意識にスマホを見ていますが、寝る前のスマホは睡眠の質を低下させます。

結果的に、ストレスが溜まり続け、不眠症に悩まされる事になっていました。

サポート内容

この方には、3つのツボを使ったサポートを行いました。

使ったツボ
  • 肩こり解消の為のツボ、肩井 (けんせい)
  • 夜ゆっくり眠るためのツボ、百会 (ひゃくえい)
  • ストレスを発散させるツボ、神門 (しんもん)

ツボ以外のセルフケア

ツボ以外にも、以下の3つのセルフケアを実践していただきました。

セルフケア
  • 湯船にゆっくりと浸かってもらう
  • 耳のセルフマッサージ
  • 1日の運動を紙に書き出す

1. 湯船にゆっくりと浸かってもらう

この方は、シャワーだけで済ませる事が多かったので体の疲れが抜けていませんでした。

疲れが抜けないと、やる気が起きず、結果的にいつもと変わらない生活に戻ってしまいます。

なので、まずは湯船に浸かる習慣を身につけてもらいました。

2. 耳のセルフマッサージ

耳をマッサージすると、自律神経が整い、夜ぐっすり眠ることができます。

また、肩こりにも効果的なので、耳マッサージは一石二鳥の効果。

不眠症に悩まされる方にとてもおすすめです。

3. 1日の運動を紙に書き出す

「階段を上り下りした」、「1日の歩数2000歩」など、その日できた運動を紙に書き出してもらいました。

運動不足と思っている方は、実は思い込みの事が多く、書き出してみると意外と毎日運動できていることがわかります。

この事に気がつくために、毎日の運動習慣を紙に書いてもらいました。

この紙に書く習慣を身につけることで、「運動不足の解消+自分の時間」に充実感を得ることができ、安心して深い睡眠を手に入れることができます。

改善後の様子

患者さんからは、

「1人ではやる気がなくなってしまっていたが、LINEで連絡をこまめに取ってくれたので継続できた」

そんなメッセージを頂きました。

2ヶ月ほど続けていくと、ぐっすり眠れる日が以前よりも増えてきました。

深い眠りにつけた翌朝は、自分の体とは思えないほどスッキリ爽快だそうです。

また、以前はやる気が出ず、

「自分に生活を変えるなんてできない、、」

とおっしゃっていましたが、いまでも耳マッサージ、運動内容のメモなど、できることは無理なく継続できているようです。

この方のように、運動不足やスマホが原因で不眠症になってしまう方は、実は大勢います。

しかし、誰にでもできる小さなことから始めることで、睡眠の質は大きく変わっていきます。

もちろん、おうちで行うセルフケアは、どんなに簡単だとわかっていても始めるのは大変です。

しかし、誰かと一緒に行うことで、より継続しやすくできます。

この方も最初は1人で始めるのは大変でした。

湯船に浸かる、耳をマッサージ、運動内容をメモする。

こう聞くと簡単そうですが、なかなか手をつけられずにいました。

しかし、チャットで連絡を取り合いながら行うことで、いまではこの方も毎日の習慣にする事ができています。

なので、難しいと思わずに、できることから一緒に始めてみましょう。

少しずつ生活が変わることで、ぐっすり眠る事ができるようになりますよ!

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